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南田昌康展 華やぐ花たち

花が放つ沈黙の光を、親密な距離で。 九点の静物が描く、清冽で華やぐ世界。
Ars Kmw の静かな空間で、ひとりで作品と向き合う時間をお楽しみください。

展覧会情報

  • 会期:前期2025年8月1日〜23日、後期2025年9月4日〜24日
  • 会場:Ars Kmw(岡山市北区足守)
  • 観覧:予約優先(少人数制)
  • 作品販売:あり(在庫・ご予約はお問い合わせへ)
  • 開廊:金・土・日 11:00–17:00(予定)

作品リスト

No. 作品名 号数 価格(税込)
1 向日葵 12号 800,000円
2 牡丹 5号S 380,000円
3 薔薇 4号 320,000円
4 薔薇 4号 320,000円
5 椿 3号 250,000円
6 椿 3号 250,000円
7 桔梗 3号 250,000円
8 水仙 3号 250,000円
9 牡丹 0号 150,000円

南田昌康(1936~2025)

1936年 岡山県玉島市(現倉敷市)に生まれ
1974年~77年 在西/スペインの王立シルクロ美術学校に学ぶ
帰国後 岡山天満屋、池袋西武、伊勢丹、横浜高島屋、
渋谷東急、大阪高島屋、銀座三越
日動画廊、ギャラリー惣など個展、グループ展多数
日本美術家連盟会員 写実画壇会員 時のかたち同人

南田昌康先生が亡くなられたのは、ボクのギャラリーのプレオープンに先生の展示をさせていただいている最中でした。
先生に会場に来ていただくことはかなわなかったのですが、生存中に先生の作品を多くの皆さんに見ていただけたのはせめても慰めでしょうか。
南田先生はスペインからかず多くの作品とともに帰国され、全国の有名百貨店や銀座の画廊で個展を毎年のようにされました。
少年の頃、ゴッホに憧れ、ひまわりが鼻の中で最も好きなモチーフとなり毎年飽きることなく繰り返し描いてこられたそうです。
古典画法のグリザイユの技法で描かれた花や静物はでキラキラと宝石のように輝き、その画肌の美しさに目を奪われてしまいます。
主題のモチーフは西洋画の遠近法で、背景の空間は日本画的手法の平面的処理で行い、奥行きよりも平面的緊張感を重視した空間意識。
西洋の画法にはまりやがて日本画の良さを再認識し、日本人の感性にあった油彩画を生み出されています。
静溢で清冽な描写。静物、花たちにの息づかいが聞こえてくるような緊張感。あの優しい先生の眼差しの奥には研ぎ澄まされた感性のレンズが隠されていたのです。

来館・アクセス

所在地:岡山市北区足守(詳細は Access ページへ)
開廊:会期中の金・土・日 11:00–17:00(予定)
予約:少人数制のため、事前のご予約をおすすめします。

Access を見る


小野和則展 requiem Long Dark Line

南田昌康展 華やぐ花たち

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