直線から、少し離れる。
白い壁と天井をつなぐ、やわらかな曲線。境目は曖昧になり、視線はゆっくりと奥へ流れていく。形を見るというより、その中を歩くことで見えてくる空間。


岡山・足守。白い曲線に包まれた空間に、光と影がゆっくりと移る。
アートと音楽に触れながら、
自分の時間を、ゆっくり味わう。
ASHIMORI / OKAYAMA
白い壁と天井をつなぐ、やわらかな曲線。境目は曖昧になり、視線はゆっくりと奥へ流れていく。形を見るというより、その中を歩くことで見えてくる空間。

窓から差す光は、時間とともに位置を変える。壁をなぞる影も、同じ場所には留まらない。朝と午後、晴れた日と曇った日。季節が変われば、空間の表情も変わっていく。

作品と作品のあいだ。壁と家具のあいだ。人と空間のあいだ。何も置かれていない場所が、見る速度を少しだけ遅くする。

照明、本棚、壁、家具。大きな空間だけではなく、小さな部分にも、この場所の輪郭がある。

ArsKMWがあるのは、岡山市北区足守。城下町の面影を残す町並みの中に、いまの美術を見る場所がある。館内から町へ。その境目までが、ArsKMWという場所。

写真では、まだ足りない。