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ナンジャ、カンジャ、極私的ジャ。vol.1

KMW (極私的美術館主)

vol.1「84歳の新人。小野和則、現る!」

長年イタリアに学び、日本の美術界では考えられないような
パトロンがあらわれ、その強い後押しもあって
創作活動に専念、数多くの作品で高い評価を得てきた。
帰国後の現在は岡山県北の新見市で悠々たる創作活動をされている
小野和則氏の作品を我が「極私的美術館」で恒久的に展示させてもらうこととなった。
氏にお許しもいただき差し詰め「小野和則美術館」の開館である。

イタリア、ドイツを中心としたヨーロッパの美術界では
その名も高い小野さんだが、我が日本においては知る人ぞ知る存在で
決して一般的とは言えない。ある大学、公立美術館などにしっかりと
小野さんの作品が所蔵されていたりするもののごく一部でである。
だから失礼にも無名と、、、
正直言ってボクも存じ上げなかったのです、
その名も作品も。

小野さんはオン歳84歳、日本人離れした長躯と風貌で
イタリア滞在中はプレイボーイアーティストであったとは
ゲスの勘ぐりで、実は創作活動一点張り。残された作品点数は膨大であった。
帰国後は2台の愛車パジェロを乗り継ぎ、
130万キロ超、日本列島をくまなく走りまわって作品のネタをびっしりと収集。
それが現在発表中、ロングラン作品の主題「時間採集」に結実している。
毎年11月初旬に倉敷の名門ギャラリー「サロン・ド・ヴァンホー」で
発表展示され、もう30年以上も続いているというから驚異である。

実は、ボクが初めて小野作品に出会ったのも5年前の秋、
その「サロン・ド・ヴァンホー」でだった。
余談ですが、56年間の東京暮らしから生まれ故郷の岡山に拠点を移そうと、
足守に土地は得たものの今後のことは何も決められず、
早まったかもしれない!と後悔しかかっていた折に、
小野さんの作品に出会ったのが事の始まりです。
小野さんの作品を毎日見ながら暮らせたらなあ、というボクのミーハーを
さささーと実現してくれたのは「サロン・ド・ヴァンホー」の主、内山貞和です。
書くと長くなるので端折りますが、で、
足守の我が家は「小野和則美術館」になったというわけです。

ボクも小野和則ビギナーです。
これから自分なりの「小野和則研究」をさせてもらいます。
幸にして小野さんは超がつくほど話好きでもう話し始めると止まりません。
時間の過ぎるのを忘れていっぱい話します。話はあちこち飛びまわり、
小野ワールドは時間も空間も無限です。
84年間の人生、満州生まれ、成人されてからの長い外国生活など
全てがミックスされて楽しい面白い驚きのストーリーになります。
作品について語るより長い人生を語る、それがいつの間にか小野さんの
作品についての解説になっていく。過去の事象を拾い集めているのに
実は未来を予見している、小野さんの作品そのままじゃないか!
引き込まれ、メモなどしている暇はない。
一字一句聞き漏らさず、それは無理だが、キーワードはしっかり脳に貼り付けていかなきゃ。
#小野さんは過去語りはボクらの未来に繋がる。

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